昨日は天皇杯の決勝があった。J2で18位と下位に低迷しながらも天皇杯ではJ1勢を撃破し続け(我が鹿島アントラーズも含まれる・・・トホホ)、決勝でも先制し、あわやこのまま優勝かと思われたがJ1で3位の広島に同点にされて苦しい展開になった。
そのまま1-1の延長まで進み、途中交代で出ていたDF山本英臣(42歳)が延長後半で明確なハンドでPK献上。甲府の快進撃もここまでかと思われたが、このPKのボールをGKがゴールポストぎりぎりまで横っ飛びして弾き、九死に一生を得る。
そしてドラマは更に続き、PK戦は広島が一つ外して4-4で5人目にあの九死に一生を得たDF山本英臣(42歳)。緊張極まる場面だが、ここを落ち着いてGKの逆側の左上に突き刺した。地獄から天国へ導かれた山本を中心に歓喜の輪が広がった。
J1の3位対J2の18位の決勝戦はどう考えても盛り上がらないのではないか、と勝手に思っていたがJ2甲府の優勝は十分ドラマチックであり、チーム強化の在り方を示唆したものでもあった。それにしても甲府・・・J1チームに対し6連勝とは!!
今年はW杯イヤー。11月から始まる本戦ではあるが、予選アウェーではテレビ放送が無いなどで(ホーム以外はDAZN)、いま一つ盛り上がりに欠ける感じで来たが、ここに来て話題になることも多く、やっとW杯モードになりつつある感じだ。
一次リーグはドイツなど強豪ひしめく感じだが、ここを何とか乗り切ってW杯の旋風を日本中に吹かせて貰いたいものだ。我が鹿島アントラーズの選手が活躍できる可能性は少ないようだが(せいぜいアヤセ位か)、それでもわくわくせざるを得ない。ガンバレヨー、代表!!