水曜日に八戸と延長を戦って、今度は中2日で佐賀県へ。厳しい日程ながら濃野が前半の早い時間帯で先制点を叩き出した。
右サイドに開いたユウマから中のチャヴィリッチへ。チャヴィリッチはこれをワンタッチで後ろに落とし、これを濃野が右足一閃ゴール右隅へ突き刺した。おおぉ、濃野の沸騰はまだ続いているか!! そんな感じの先制点だったが、前半30分に追いつかれ、そして前半ロスタイムにCKから敵FWマルセロ ヒアンにヘディングでネットを揺らされて、1-2での折り返しになった。
2-2に追いつけば、まだ分からないと見守っていたが、右サイド深くえぐられてからの折り返しをまたもマルセロヒアンが左足のダイレクトでゴール左上部へ突き刺し、シュート力の差を見せつけられた。これで1-3。
それでも今度は左サイドで相手のゴールラインぎりぎりからの折り返しをDFがハンドし、PK。これをユウマがGKの動きをよく見て右隅に突き刺した。2-3だ。
まだ時間はロスタイムを含めれば10分以上あるだろう。何とか同点へと祈ったがまたまたゴールライン際からの折り返しをワンタッチで振りぬかれ2-4になったのが88分。万事休すという感じだが意外にロスタイムが長く、奮闘したもののそのままホィッスルを聞くことになってしまった。
相手の監督は試合後のインタビューで、強化部の4人に感謝したいと述べた。どの選手を強化したのかつぶさには知らないが、マルセロヒアンを言っているのは確かだろう。あれだけの決定力を持っている選手を連れてこれるクラブの力。ふぅ、鹿島のチャヴィリッチもなかなかではあるがFWに本物の外国人FWが欲しいと思わされたものでした。