鹿島土手クラブ

J開始以来、鹿島アントラーズの土手で練習を見守るおっちゃんの何でもありのブログ

11.1 鹿島 1-0 浦和

セルジが帰ってきた。先発のヤスが後半になると徐々に足が重くなり、パスをやり過ごす場面が目立ってきていた。もう、ヤスを下げてセルジだろう! 何度かそう思った、その何度目かに思いは叶った。後半20分セルジ登場だ。

 

右サイドが俄かに活気づく。レオ、ショーマらとの息の合ったパス交換が実現し専ら浦和サイドをプレーエリアにする。そして交代から7分後それが結果に結びついた。レオが左サイドで相手を剥がし、ゴールライン際から上げたクロスはファーサイドのリョウタの足元へ収まった。

 

これをリョウタがややマイナスのクロスでゴール前へ。敵、味方が足を交錯させる中でやや後ろにいたショーマの前にボールがこぼれた。これにすかさず反応して浮かないように抑えたシュートを右隅に流し込んだショーマだが、これにレッズGKが横っ飛びのセーブ。しかし、ボールはその手から弾かれて右側へ転がった。

 

これに誰よりも早く駆け込んだのがセルジ。利き足ではない右だが、これまで何度となく決めたその右足で天井のネットを突き刺したのだ。いい反応をしていた浦和のGKもこれにはノーチャンス。天を仰ぐしかなかったのだった。

 

この1点を守り切り、勝ち点3を積み上げた。交代もこの後、ショーからアヤセへ。そしてロスタイムにシラからケイへ。逃げ切るのに妥当と思われる起用をし、また焦る浦和をじらせる時間を作り、コーナーフラッグでケイが鹿島って試合を閉じた。

 

ケントとレオシルバの復帰、そしてショーも復活。もう一つ信頼を仕切れないユウタを止めてマチにした左SB。我慢をしてセルジを25分だけ使った辛抱強さ。選手は復帰し、監督は学習している。頂上は明け渡すことなく今シーズンを閉じるだろう。そう思った。

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LIXIL賞を受賞したセルジ  何とも天晴れという所だ

 

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すっかり危険な男になった興梠を挟むマチとシラ

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セルジが入って俄かに活気づく左サイド

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CKをニアでスンヒョンがスラす

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セルジがまたまたゴールに近づく

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相手のセットプレー ケントが渾身のヘディングクリア

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思い通りの締め方で勝利したアントラーズ 笑顔がこぼれる

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場内一周の選手達 クォン・スンテは全てのサポに挨拶するかのように手を叩き、腕を振り続ける。アントラーズの外国人選手は皆素晴らしい。今日、その認識を更に深めた。

終わり

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