あれは本当に一発レッドに該当するプレーだったのか。そんな疑問をズーと引きずりながらの観戦だった。今季、初めての先発出場のイクマ。やる気は勿論十分であり、サイドを抜けられそうなところでタックルに入ったが、足にまともに行ったのではなく、ボールに行った足に相手が足を引っかけただけのプレーで無かったのか。そう思った。
それでもＶＡＲのアシスト審判団と協議しての結果であれば、妥当だったのだろうなぁと言わざるを得ない。一方で犬飼の同点ゴールの取り消し。これもＶＡＲだ。どこがどうだって云うんだろう・・・と思っていたら、同点ゴールからさかのぼることいくつのプレーがあっただろう。同点ゴールをアシストした松村の最初のボール奪取のタックルがファール（イエロー）だったということでＡＰＰ（攻撃の起点になったプレー）というらしい。
みんなファールだと思っていたのに、そのプレーを目の前で見ていた審判がノーファールのジェスチャーをして流した果ての犬飼のゴール。それが、その起点となったそのプレーがファールだったのでゴールは取り消しとされた。この萎えるような判定に、それでもロスタイムの残り数分を我が鹿島アントラーズの選手達が必死に戦い続けたことにエールを送ろう。
福岡に負けるのは１５年ぶりとか。得点は元アントラーズの金森の華麗なボレーシュート。なんだか我が鹿島アントラーズの不運がそのまま福岡の幸運になったように見えた試合でもあったが、鹿島がまだまだということだろう。微妙な判定などものともせずに勝利の道を驀進する。そんな鹿島アントラーズであって欲しいし、あるべきだ。
金森はヒーローインタビューに応えて言った。いまあるのは鹿島アントラーズのお陰です。そうか、そう思ってくれているか。なら、いいよ。ガンバレ。
ｐｓ：和泉がケガをしてショーマもケガをした。いずれもハムストリングスのようだ。やっかいな所だ。今まで何人の選手がここの筋肉を痛め、リハビリと練習を繰り返しただろう。ショーマは少し軽そうだが、軽傷であって欲しい。今年も試練は続くなぁ・・・
