さて、いよいよ明日はJ1リーグの優勝を決すると言っても過言ではない天王山、川崎戦だ。風間監督時代にシルバーホルダーと言われた川崎も鹿島OBの鬼木監督になってからは王者のメンタリティが注入され、いつの間にかリーグ2連覇などと大それたことをやるチームになってしまった。
前人未踏の3連覇を成し遂げた我が鹿島アントラーズにとって、その偉業を脅かす川崎をここで叩かないでいつ叩くというのか。僅かながら優勝の可能性を残す川崎だが、真の王者鹿島に勝つことこそが最大のモチベーションであろう。
前日のクラブハウスを覗いてみた。
ピリリと引き締まった空気はあながち立冬の寒さのせいばかりではないだろう。既にセットプレーの練習が始まっていた。
ソガ、ユウタ、ショーゴ、イクマ、ユキ、ナゴ、ヤス、カズマ、アツ、相馬、アヤセ
この選手達はソガ以外はビブスを付けていた。
スンテ、アツト、ブエノ、スンヒョン、マチ、レオシルバ、リョウタ、セルジ、シラ、ショーマ、ショー
ふぅー、この選手達はビブスを付けていなかった。心配していたショーマもピッチにその雄姿を見せていたが、ケントはピッチ周囲を歩いていた。浦和戦でケガ上がりながら獅子奮迅の活躍をしたケントだが、それはやはり若干の代償をもたらしたのかも知れない。
全体練習に合流出来ない選手はこの他にワン、シュート、ケイもいる。ケント、レオシルバ、セルジなどとともに一時は「鉄人か!?」とも思われる連続出場に耐えた選手達だが、俺たちに教えてくれた教訓は「鉄人」などいない、という事だ。
シーズンも佳境となり、いまだに中心選手を欠く状態だが、それでも一時の苦境からは脱しつつある。明日、選手達そしてサポ達がどんなパフォーマンスを見せるか。一年間の総大集をカシマスタジアムで見届けたい。
セットプレーの写真はご法度なのでレクレーションゲームの場面のみ映した。御覧あれ
終わり