FREAKS9月号はFREAKS刊行300号記念として中田浩二の「鹿の深層」にルーキー4人を招いての座談会(?)だった。
浩二から選手達への問いかけ、選手達から浩二への質問。それぞれの選手の個性が出て面白い問答が続いたのちに、最後に浩二が問う。
浩二「4人に共通する夢みたいなものはあるの?」
山田「これは太郎(荒木)が言っていたことなんですけど・・・」
荒木「えっ、俺、なんか言ったっけ?」
松村「あれでしょ?4人で同時にピッチに立って、4人でパスをつないで、唯月(イツキ)がFWだから唯月が決めて終わる。GKの山田から太郎が中盤で受けて、DFの裏に蹴ったパスを俺がさらに受けて、クロスを上げて唯月が決める。実現出来たらいいよね」
浩二「懐かしいな。俺らもそういう話をしていたな。中盤を俺らで制圧して優勝したいよねって。それをこの4人で実現してくれたらうれしいな」
4人「がんばります!」
選手の特徴が違うので浩二達と太郎達では少しパターンは違うけど、同じような「夢」を見て、語り合う青春を過ごしていたんだ、と改めて思ったものです。
浩二、ミツオ、モト、ソガ フィールドプレーヤーが中盤の選手だったので、それに合わせた「中盤を制して優勝したい」と語っていた黄金世代。そして、今年のルーキーは中盤よりも少し前目の選手が多い中での得点への設計図。
黄金世代と同じように夢を語っているルーキー達を後の人々は何と呼んでいるのでしょうか。黄金もプラチナも使ってしまったなら、次はダイヤモンドだろうか。そんな風になって欲しい。おっちゃんは勝手に頬を緩めているのでした。
ps:荒木は質問コーナーで「アントラーズで結果を残して、いつの日か海外に挑戦したいという夢を持っている」と話していましたね。そのために何か身に着けておく必要はありますか?と問い、浩二が語学と答えていました。昨日も書きましたが、せめて3年は居てくれよ~。