鹿島土手クラブ

J開始以来、鹿島アントラーズの土手で練習を見守るおっちゃんの何でもありのブログ

9.5 鹿島 3-1 名古屋

今季初めての快勝と云っていいのではないか。アウェイ3連勝は全て良い試合だったが、他の試合は一歩間違えば同点という終盤までハラハラドキドキの続くものだったが、今日は安心して見ていられた。これもショーマの3点目があったればこそだ。

 

その3点目は後半18分。後半早々に1失点し、2-1と追いすがる名古屋が勢いづく出鼻をくじいた格好だ。この日2点目を叩き出しているルーキー荒木が中盤で相手クリアボールを足元に置くと、阿吽の呼吸のショーマに縦のスルーパス。これにドンピシャで抜け出たショーマが右ゴールポストの手前で少しマイナスのゴールを横切るパスを送るがこれが相手DFに弾かれてラッキーバウンドで自らの足元に。

 

構えて待つゴールキーパーを軽くいなす様に放った力みのないショーマの左足シュートがGKの足元をすり抜けてネットを揺らしていた。オレも少し張りつめていたのだろう。テレビの前で思いっきりの拍手が出ていた。勝利を確信した拍手だ。

 

それにしても荒木・・・何という選手だ。彼自身のゴールも「あのゴールは一体なんだ!」という感じのゴールでした。右サイドで相手のパスを引っかけてレオシルバとワンツーで奪い取り、そしてレオシルバの縦パスへ抜け出てドリブル。

 

このドリブルの余裕が何とも言えない。付いてくるDFがシュートコースに足を出そうとスライディングしてくるのを見切って更に前へ運び、詰め寄るGKの肩越しにファーサイドに突き刺す技。一切のぎこちなさは無く、ただただ無心に相手を交わし、ボールを蹴りこむだけ。一切の緊張は無い。そんな風に見える荒木が少年のように素直に喜んでいるのを見て、スゴイ!! スゴイ奴が来たと思ったのはオレだけではないだろう。

 

最近でも高卒ルーキーで活躍する選手はいた。確かに色々いた。でも、これほど落ち着いて、何気なく、攻守に活躍する選手はいなかったのではないだろうか。もう、早速海外が気になる。荒木、3年はいてくれよ。

 

その「カッ」と見開き続ける荒木の目に俺は勝手に語りかけているのでした。

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