1stレグが0-0であったのでトータル1-1だが、アウェイゴール差で準決勝進出は阻まれた。
やはり広州のレベルは高い。昨日の上海vs浦和を見ていて、中国人選手と助っ人との差が大きいのを感じたが、広州は中国人選手のレベルも高く、中国リーグでトップクラスであることが頷けた。
特に終盤、何度かあったチャンスをことごとくはじき返されたのが痛い。特に終了ホィッスルが鳴る前のラストプレー。レオシルバがゴールエリアに侵入し、DFを交わして放ったシュートはGKの逆も突いていて「やったー」という感じだったが、中国人DFが飛び込んできて足に当てて跳ね返された。このシーンに象徴された感じだが、敵も粘り強く戦い、双方とも死力を尽くし終了のホイッスルとともにピッチの上で荒い息を吐き、周囲の酸素を吸いつくすほどの様子だった。
残念な結果ではあるが、一時ケガ人回復の吉報が増えていたが、ここに来て中心選手のケガが増えてきた事を考えると、悪いことばかりではない・・・という感じです。特にレオシルバ、セルジーニョ、ショーマ、ケイなどはいつケガしてもおかしくない状態に至っていたのではないでしょうか。
これで一週間空いて、疲労を回復して天皇杯の横浜戦に立ち向かうことが出来るのではないでしょうか。
試合の方は、CKから先制点を許したのが全ての感じですね。マチが付いていたのですが、もう少し体を密着出来なかったか・・・相手もデカくて上手かったので止むを得ないとは思いつつ残念です。実際、危ないシーンはあのシーンだけでしたからね。
でも、まあ相手もリードしていたために守りを重視し、鹿島が攻撃に専念できた面もあったので終盤での一方的な攻勢は展開によるものでもあったのでしょうね。もう1点が欲しいところで交代した選手はアヤセ、相馬、カズマ・・・ちょっと荷が重かったですね。ケガ人等からそういう駒しか無かったのがチームの力ということでしょうか。
特にカズマは残念。ボールを預けられてもどうしたらいいんだろう・・・という狼狽振りが感じられ、大事な試合には出せないなぁ、と思ってしまったものでした。自分でシュートを打つという気持ちが見えなかったのが残念でした。
終わり