台風も過ぎ、一部にあった停電も復旧した鹿嶋。練習もやっているだろう・・・、という事で覗いて見た。
今日は久しぶりに多くの選手が揃い、層の厚さを感じさせる日であった。とはいえ、Jリーグはトップとの直接対決を週末に控え、来週の水曜日にはACLでの準々決勝第2戦が待っている。
また、9月25日(水)には天皇杯ラウンド16での横浜戦があり、10月に入るとル杯の準決勝川崎戦が待ち受ける。その間にもJリーグ終盤の重要な1試合、1試合が続くのであれば、どうしたってターンオーバーが必要というものだ。
いまやチームの至宝とも云えるショーマ。彼をどのように使っていくかが戦術の肝になる感さえある。
そんな事を思いながら、でも・・・なんて幸せなんだろう。とも思う。今までも何度と優勝を重ねてきた。しかし、その多くは夏に疲弊しやっと秋に立て直し何とか最後に勝ち切るという波乱の道のりが多かった。
しかし、今年はどうだろう。苦しかったことは事実だが、なんだか「王者の道」を驀進中のような気がするのだ。多くの選手がチームを去り、けっしてメジャーとは言えない地道な補強での体制だった。
それにも関わらず、4冠が十分視野に入るところにいるのだ。あの、夏に弱い我が鹿島アントラーズが!!
そしていま目の前の選手達の真剣な練習。誰一人手を抜くものはいない。「オレ達はまだ何も手にしていない」という思いと同時に「チームの思いを一つにして勝ち進もう」という雰囲気(特にアツトなど)、そしていいプレーをすれば試合に出られ、もっと頑張ればその先も見えて来る。そんな熱い息吹さえ聞こえてきそうなのだ。
今日は残念ながらゲーム形式の練習はなかった。でも、みっちり守備と攻撃のパターンを実戦さながらに練習していた。これは勝てる。勝てるさ。そう思ってしまった。
終わり
ps:ジーコの足って不思議でしょう?普通は膝の部分が少しくびれているものですが、ジーコの足はくびれが無くてズドーンと足首から腿迄ほぼ直線なのです。26年前からそうなんです。ああいう足がサッカーには必要なのか、それとも人種的な違いなのか・・・ジョルジーニョもどちらかというとこういう足でした。あっと、相馬が全体練習に加わっていました。