先日「闘う」のポスターを載せたとき、このポスターの意味を「闘う」に焦点を当てた選手達のように捉えていた。ただ、一つ疑問だったのはスマートでオシャレではあるが「闘う」に当てはまるショーマがいないことだ。ショーマの系統としてシラはいるのに・・・。
そして、今日、新旧のポスターを並べて貼ってある店先を見て、あることに気づいた!(って、ほどじゃないけど)。
「かわる」は前面にイケメンの匂いがプンプンする。でも、それだけなのか。良く見れば4人ともキャリアのスタートを鹿島アントラーズで始めた「生え抜き」だ。
今日、並べられた「闘う」のポスターを見てこの事に気づいた。こちらの方はいずれも鹿島以外でプロサッカーのキャリアをスタートさせた選手達だ。「イケメン」vs「闘う」という構図ではなく、「生え抜き」vs「移籍組」(あんまり言葉は良くないけど)の構図に見えたのだ。
いま、最も輝いているショーマがいないこともそれで納得できる。じゃ、何故「移籍」してきた選手達で固めたか? そこが最も大事なところ。つまり、これからの鹿島アントラーズは生え抜きであろうが、移籍組であろうが力のある選手はどんどん活躍し、場合によっては世界へ出て行く。そして、それと同じように外からどんどん選手を入れて「常勝」を維持して行くというメッセージではないか?!
ローリングストーンのように常に転げ回る石は苔が付かない。鹿島アントラーズはいつも回転し新陳代謝しながら、力を維持し、闘い、常勝を目指し、世界のビッグクラブになる。そういうメッセージが込められたポスターではないか。そう閃いたのだ。
土手よ、それは考え過ぎだろう・・・という声が天から聞こえてきた。オレは素直に「そうかもね」と頷いたのだった。
終わり
ps:昨日の夕方届いていたFREAKS9月号を今朝読んで、ちょっと驚いた。「生え抜き」という言葉がチラチラ出ていた。そして「生え抜き」達の「鹿島の伝統」に対する思いが特集的に載っていた。ショーマ、マチ、ソガ。昨日、並んでいるポスターを見て感じたことはあながち的外れではなかったかも? な~んて思ってしまいました。FREAKS9月号のテーマは「伝統と革新」