新シーズンが始まって最初のクラブハウスレポだ。クラハに行って、のっけから駐車場の車の多さに驚く。みんな待っていたんだ。
昨シーズン、4冠を獲ると宣言した我が鹿島アントラーズだがいずれも冠を争いながらも無冠に終わった。シーズン最後となった新国立での決勝戦での不甲斐ない敗退はその象徴とも云え、我々サポーターも膝から崩れ落ちるような挫折感を味わった。
そして一週間。新体制が発表され、新顔達の顔ぶれを見ていくうちに過去の残像は薄れ、徐々に新しいシーズンへワクワク感が湧きでてくる自分に気づく。
何度ももう一歩が届かなかった大岩体制から「心機一転」した鹿島アントラーズがどんな姿を見せてくれるか。寒い中ではあったが着ぶくれたままクラハに向かったものでした。
練習の入りはこれまで25年以上見てきたものと少し違い、鳥かごを一切やらず、動的ストレッチのような動きのあとにすぐゲーム形式の練習に入った。ゴールは南北の2個の他に東西にも2個の計4個の小さなゴールが置かれ、ほぼ全員がピッチに入って守備と攻撃を繰り返す。
GKもまたフィールドプレーヤーの一員となりゲームに参加だ。ソガなんか2ゴールも叩き込んでいた。
そのゲーム形式の練習が終わってから半分に分かれて、守備の練習と攻撃の練習を行い、それがまたそのまま入れ替わってそれぞれ守備と攻撃の練習をする・・・
はてさて、どんな効果を狙っているのか素人には全く分からないが、新スタッフが練り上げてきた練習なのだろう。
とにもかくにも新しくなったことは事実。まだまだコミュニケーションの不十分さ等課題はあるだろうが、この「心機一転」を機に燃え立つ心をピッチの中で具現して欲しいものです。
終わり