鹿島土手クラブ

J開始以来、鹿島アントラーズの土手で練習を見守るおっちゃんの何でもありのブログ

2026.2.28 鹿島3-2浦和 哀愁の「ウラーワレッズ!」

日本一のサポーター数を誇る浦和と日本一タイトルを保有する鹿島の激突。アナウンサーは試合開始直前にそう告げてこれから始まる試合を盛り上げた。

 

確かに浦和のサポーターは時に我々を打ちのめす力を発揮する。鹿島のホームの試合でさえも時に彼らに占拠された感を持つことがある。

 

彼らには負けられない。万一、ホームで敗れたときの屈辱。その屈辱を思い出すたび、あいつらを黙らせたい。あいつらをグーの音も出ないようにしたい。彼らの響き渡る声の音量を聞くたび、つい拳に力が入る。

 

そんな俺も、Jリーグ開始33年の時を経て今ではもっぱらテレビ桟敷での観戦だ。この日は試合開始直後から浦和に押し込まれ、左サイドが危険に晒される機会が多くなり、ついにそのサイドからのマイナスのクロスに合わされ失点した。

 

もう1点はCKからのヘディングゴール。前半の途中で浦和とのアウェイで0-2とビハインドを負った。その落胆から20分ほどの時間が経っただろうか。中盤から上げた荒木の前線へのロングフィードに合わせたケントのヘディングが相手のハンドになった。すぐに笛は鳴らなかったがビデオチェックで疑いようもないハンドが明らかになり、レオセアラのPK。

 

これをレオセアラが右端に力とスピードを兼ねた強烈ゴール。浦和GKの西川は成すすべもなく力なくうなだれた。この直後に前半は終わった。

 

余りチャンスの無かった前半の最後で僥倖とも云えるゴール。そのゴールはバシッと音を立ててネットを突き破り反撃の狼煙となり、浦和の選手たちの士気を蝕んだ。

 

それからは徐々にボールを支配し、CKのチャンスも多くなる中で樋口のCKをユウマがガツンと決めて、90分には途中出場のガクが蹴るCKをこれまた途中出場のチャヴリッチが頭で決めた。

 

埼玉スタジアムではアウェイサポの席が少なく、どうしても多勢に無勢となる。浦和が勝てばとんでもない音量の凱歌が鳴り響く。いつも心に秘めた願い「黙らせてやる!」。その思いが、これ以上ない形で実現した。

 

浦和サポは負けても大音量で「ウラーワレッズ!!」を響かせる。それでも流石にこの日の「ウラーワレッズ!!」にはそこはかとなく哀愁が漂っていたのである。

 

こんな嬉しいことはない。久しぶりでキーを叩いてみた。

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