またも2-1の勝利で6連勝。でも、同じ2-1でも前節と違ったのは強敵を相手に1-1となってからの後半早々の追加点。そして逃げ切りであり、ゲームをある程度コントロールしての勝利という事でした。
前節、試合後のロッカールームで「こんな試合をしていちゃダメだ」という厳しい反省の言葉があったというが、今日の試合は若干の反省はあったとしても選手達も納得できる締め方だったのではないかと思ったものです。
得点はいずれも和泉が放ったシュートのこぼれ球であり、1点目はゴールマウスから外れた和泉のシュートを相手DFがゴール前に折り返してくれてそれを詰めていたファンアラーノがスライディングしながら押し込んだものですが、ボール奪取からの一連の流れが見事でした。
相手の深い位置からのスローインをレオシルバ、小泉で奪い取りそのこぼれ球をすかさずケントがショーマに縦パス。それをショーマが左サイド前方の和泉にラストパスを送り和泉がシュートを放ったものでした。
2点目も高い位置でのボール奪取とカウンター。奪い取ったあと、一旦下げたボールをダイレクトでエヴェに上げたのは永戸だっただろうか。ふんわり上がったボールをエヴェが競り勝ち、それを拾った和泉が少し運んでからの強烈な左足シュート。GKが弾いたボールをいち早く詰めたエヴェが蹴りこんでゴール。
この高い位置でのボール奪取と早い攻めはチームでの狙いであることをザーゴ監督もインタビューで語っていましたね。その部分は満足ではあるけれど、3点目も取れるチャンスはあったのでそこでのラストパスの精度等が残念とも語っていました。
和泉については前節のレポで、なんでシュートチャンスがあるのに自分で打たないんだろう・・・と書きましたが、それを払拭するかのように今日はシュートを打ち、得点につなげてくれました。サンキューでっす。
あと、GKの沖。反応いいね。やられた!と思った2本のシュートを見事に弾いてくれました。いずれもセットプレーからのもので沖に助けられましたが、そういう場面を作らないようにセットプレーの守備を更に磨いて欲しいものです。
レオシルバのハンドは今まで数々の不利な判定を思えば、まあたまにはこういう事もある。という感じでいます。