鹿島土手クラブ

J開始以来、鹿島アントラーズの土手で練習を見守るおっちゃんの何でもありのブログ

6.1 鹿島 3-2 横浜FM 後半のブースター チャヴリッチ

前半早々の失点。しかも関川が自陣で奪ったボールを運ぼうとして相手に奪われてから攻撃されたものであり、一発目のシュートは早野が何とか弾いたものの、あろうことかアンデルセンロペスの目の前に転がりネットを揺さぶられた。

 

確かにイヤな後味の失点ではあるが、その後の攻撃面では数多くのチャンスを作っており、後一歩まで追いつめていたのでゴールのチャンスは来るとも感じていた。

 

後半に入り、頭からチャヴリッチが出ることで少し幅広くかつ前後に動けるようになったユウマがボールを動かせる機会も多くなって行った矢先、ボランチの深い所から縦パスを送ったのは佐野。それを濃野が軽くフリックし、右サイドで完全にフリーになった名古が余裕で上げたクロスに反応したのは中央のチャヴリッチ。

 

ヘッドで軽く当てて流したボールは相手DFに当たってファーサイドへこぼれ出てきた。これをユウマがGKとDFが詰める中でも丁寧に左足で流し込み相手に当たりながらもネットに突き刺し同点とした。

 

こうなると52,000人の入ったスタジアムのボルテージも俄然ヒートアップし、選手の背中を押し始める。次は後半の20分頃だったろうか。そのユウマが絶妙のタイミングでのフェイントとパスで前方(?)の知念へ。

 

知念はドリブルしながら中央に進み、名古は相手DFを引き連れてPAへ入って行く。そして完全に前方が空いた右のスペースに入って来た濃野は知念の優しいパスを受けてワントラップ後、思いっきり右足を振り切りDFの足に当たりながらもネットを揺らした。

 

逆転の2点目はまたもSB濃野。サイドバックながらルーキーイヤーでの5点目。何ということだろう。

 

その後も交代で入った樋口のFKから関川の完璧ヘッドでのゴールで3-1とリードして試合を決めた。最後にアディッショナルタイムで失点したが、この関川の得点がものを言い3-2で締めくくった。

 

関川は前半の終盤でもヘッドで得点したかに見えたが、オフサイド。それでも名誉挽回とばかりにFKからのヘッドで押し込めたのが結果的に勝敗を決めた。唯一、J1に居続ける2チーム同士の国立決戦。この勝利はますます勢いを付けさせてくれそうです。選手交代でブーストアップする鹿島、勢いを失っていく横浜。チャヴリッチ、大きいゾ!

 

ps:折しも町田のGスタでは町田が新潟に1-3での敗戦。勝ち点で並んだゾ。

ps2:何気に個人記録を見ていたら知念が「デュエル勝利数」で68の圧倒的な

   1位なんですね(2位が51)。空中戦を除く1対1の勝利数であり、ドリブル

   で抜いた回数とタックル数をカウントしたものとのこと。今日もデュエルで勝っ  

   ていたけど印象がそのまま数字で証明されていてウレシイキブンです。

5.25 鹿島 3-0 札幌 鹿島ととのいました。

前半40分。安西と札幌田中とのにらみ合いながらの頭突きの後だっただろうか。鹿島陣内でインターセプトしたボールを回しながら最後は関川から左に張っていた師岡へ。これを師岡はダイレクトでPA付近の仲間へ浮き球のパスをし、そのままスルスルと前進。

 

ボールを受けた仲間は中央のユウマへパスを出し、ユウマはスルスルと入ってきた師岡へのパス。これをダイレクトで裏へ飛び出した名古への浮き球のパスが通り、名古はワントラップのあと低い弾道のシュートを放つがGKに弾かれた。

 

しかし、その弾かれたボールが再び名古の前へ弾んでくると、その浮いたままのボールを左足のジャンピングボレー! ボールはGKの出した手の上を超えてネットに突き刺さったのだ。

 

名古の言う通り、みんなで勝ち取った得点ではあるが、名古の裏への飛び出しという飛び道具がまたしても実を結んだ得点になった。

 

この後も札幌DFがGKへ返したボールをユウマが追うと慌てたGKが前線へフィードしたものの名古の足元に入り、そのままコントロールシュートでの得点が後半間もなく追加され、ほぼ勝利を掌中に収めた感じになったが、この後がなんだか安心の布陣に整いだしたのだ。

 

チャヴリッチが入り、ガクが入り、樋口が入った(交代は師岡、仲間、名古)。佐野と知念のボランチの安定感を活かしつつ、ガクと樋口をどう生かすか。その辺が楽しみであり、課題かと思っていたがチャヴリッチが最前線、ガクと樋口がMFに入ることでチャヴリッチとガクのホットラインも垣間見えたのだ。

 

前線でキープするチャヴリッチを追い越してダッシュするガク。その前方へジーコのような正確なパス。これをガクが確保してDFを交わしてから送るマイナスのラストパス。そしてチャヴルッチのシュート! ゴールポストの僅か左にそれたがワクワクしたシーンでもありました。

 

そのチャヴリッチが87分に魅せた芸術ゴールもまた圧巻でした。CKを蹴る樋口。するするするとニアに歩み寄るチャヴリッチ。そのチャヴリッチの足元にライナーで入ったボールをチャヴリッチは右足一本のワンタッチで後ろのゴール上に突き刺したのだ。

 

あんなこと出来るの?! いやはや驚きのゴールとともに湧き出るのが「選手が揃ってきたゾ」という思い。鹿島いよいよ整いました。

5.22 ル杯敗退 鹿島0-2町田

完敗です。特に前半はシュート数で町田の10に対し鹿島0 そのまま得点にもそれが表れて前半で0-2 

 

相手もJリーグで出場機会のなかなか得られない選手達ではあるが、なんという技術、高さ、個性を有した選手達であろうか 解説者が頻りに言っていた町田の選手層の厚さをまざまざと見せつけられた試合であった。

 

得点したのは2点ともミッチェル デュークという選手だが、エリキという選手と二人で鹿島のPA内でパス交換し、いとも簡単にゴールを上げられるとJリーグの先発陣よりも強いのではないかと思ってしまったものでした。

 

鹿島も劣勢を挽回しようと後半の頭からユウマとチャヴリッチを投入し、柴崎・師岡も入って体制を立て直しにかかり、ほぼ互角に渡り合うが時既に遅し。そのまま押し切られてル杯敗退となった。

 

それにしても攻めないなぁ。安西も疲れていたとは思うが、サイドでパスを受けても後ろに戻すばかりで打開の糸口がつかめない。最大のチャンスは80分頃にチャヴリッチが仕掛けてゴールライン手前から折り返した師岡へのパス。

 

しかし、あろうことか師岡はこのダイレクトで打つ絶好のボールを自身でトラップし、またゴールラインまで運ぼうとして大きくなりゴールラインを割ってしまった。ユウマとチャヴリッチ以外はシュートを打たないのか?!

 

全く勝つ気配のないまま終わった試合だったが個人的にかすかな希望はガクが出場したことだ。まだまだ復調には遠いだろうが、今後徐々に本領を発揮していくことを祈るばかりだ。

久しぶりにピッチに立つガク

 

5.19 鹿島 1-0 神戸 キミト キターッ!!

いやはや前半の逡巡、判断の遅さ、ファイト(戦う気持ち)の足りなさ・・・ことごとく神戸に押され、いつ決められるかハラハラしていたものだが、後半一気に変わった。

 

後半、頭からチャヴリッチを入れて反転攻勢かと思いきや、そうでは無い。前半と同じメンバーながら前へ前への動きが出、次々とセカンドボールを拾い、サイドでも優位を保ち始めた。

 

初めからの方針だったのか、ハーフタイムで喝を入れられたか解説者も分からないと言っていたが、勿論最初からの作戦だ。前半、なんとかしのぎ切り、後半一気に攻勢をかける。チャヴリッチもここぞの場面まで温存し、後半20分の勢いが整ったところで投入だ。

 

これで前線の基点が2つ出来、強力神戸DFも若干スキを見せ始めたところでスローインからユウマのDF陣の間を抜くロング縦パス。あうんの呼吸で中央から斜め左前方に飛び出した名古はボールを収めるとともにいくつかの選択肢の中から一発を狙ったシュート。

 

角度のない所だったが、GKの左手に弾かれ転がったところを右から入って来たのが濃野公人だ。GKは体制を崩していて眼前のDFは一人だけ。これを落ち着いてやや右寄りのゴールにぶち込みスタジアムは爆発した。

 

名古のシュートが弾かれて「ああぁ」とため息が漏れたあとの沸騰なのだ。残りは追加タイムも含めれば15分もある。でも、今日の後半の集中はハンパない。センターバックの二人に加え、途中で奪い取る佐野と知念。

 

大迫には植田が立ちはだかる。武藤が駆けずり回ったって関川がいる。最後に相手のCKからちょっと危険な場面も見えたが、無事終了のホイッスルだ。

 

ヨッシャー!首位神戸を下して並んだ。昨年まで大一番で悔しい思いをさせられていたが、今年は違うゾ。名古と仲間の飛び出し、ユウマの俯瞰視野。ワニ植田。佐野と知念の刈り取り、決定力のチャヴリッチ。そして濃野がいる。

 

インタビューでの濃野はいつものように落ち着いていた。そして監督から前へ行けと云われていたとも言っていた。初々しいと解説者は言っていたが初々しいと同時に冷静に普通に喜びを表せる濃野は結構イイゾ!!

 

 

5.5 東京さんぽ(銀座)安売りスーパーが来た!

丸の内仲通りの後は、そのブログに書いた通り、銀座OKストアの確認だ。スーパーマーケットのOKストアはエブリディロープライス(毎日安い)を謳い、東京近郊で好調であるが、その店が銀座でやっていけるのか。どんな場所でやっているのか。店は繁盛しているのか。そんなところの確認だ。

 

仲通り方面から有楽町駅を抜けて銀座に入るとその店はあった。百貨店の松屋に向かうマロニエ通りと横に走る並木通りの角。ビルの大部分を占めるテナントはユニクロだ。その地下1階と地下2階がOK。

 

銀座の大通りからは少し中に入るが、十分都会の真ん中である。入口にまごつきながらも何とか中に入ると、売っているものは他の郊外にあるOKとほぼ同様の品ぞろえであり、キレイにうずたかく積まれた棚に囲まれる。

 

客層はたまたまではあろうが、外国人も結構多いし、ほぼほぼ混雑している。教育が行き届いているのであろう店員さんも親切丁寧だ。

OKストアが入るビル ユニクロが大部分だが入口には花売り場を置いている

OKストアは以前用賀(世田谷)にいるころ、会社からの帰りにいつも買い物していたスーパーで東京では安いという印象があった。その安さを売りにするOKが何故銀座なのか。そしてその実態は・・・

 

な~んて、実態などは分かる筈もないんですが、銀座にわざわざ買い物をしに来る人を対象にしているのではなく、銀座で働く人々が帰りにちょっと寄ってお惣菜を買ったり、日常のものを買うのをお手伝いするのだとか・・・

 

確かに、家の最寄り駅のスーパーで買い物をする人は多いと思うが、その出発地点である都心にスーパーがあり、そこで簡単に買い物が出来ればそれはそれで合理的な考えなのかも知れない(電車内を持ち歩くことになるが)。

 

多くのスーパーが大量に仕入し、売れ残ったものを安く売るという手法を取る中で、毎日安いを目指すOKは価格の変動はなく、特別な安売りもしないので営業が成り立つともいう。

 

いずれは関西にも出店するというOKの目論見。ちょっと様子を見ておこうかな。

OKストアを過ぎて銀座大通りの歩行者天国へ 天気は上々というところ

 

5.5 東京さんぽ(丸の内仲通り)くつろぎの都会

5月5日、世の中黄金週間の真っただ中ではあるが、リタイアして久しい身であればただただ暇を持て余し、混みあう東京で、混みあい具合を見てくるかぁと高速バスに乗った。

 

今日のお目当ての一つは銀座にあのエブリディロープライスのOKストアが誕生したというので、どんなものかと確認すること。もう一つは原宿のハラカドが開業し、個性的な佇まいを提供しているというのでちょっと混ざってみること。

 

東京駅で降りてすぐ丸の内線で銀座に向かうが、ちょっと気が変わって休日の丸の内仲通りも確認しておくか、と銀座駅から仲通り方面に向かう。この日は仲通りもプロムナード(歩行者天国)でデッキやチェアが車道を占有し、みなゆったりくつろいでいる。

 

人通りもそれほど多くなくオシャレなブランドショップに囲まれたこの通りは程よく木々に囲まれ日本で一番おしゃれな通りと勝手に思っている。好天に恵まれ、路上に憩う外国の旅行客をみやりながら散歩すればちょっとしたニューヨークキブンが湧いてくる。

丸の内仲通りの5月5日

仲通り入口付近にある喫茶店のオープンデッキ ゆっくりのくつろぎだ

 

5.6 鹿島 2-1 柏 ユウマ・チャヴリッチ ホットライン

前半4分柏のPA手前での仲間の粘りでボール奪取と佐野へのパス。これを佐野がワンタッチで前方の名古へ。名古はワンタッチでボールを前へ置き、ハンドオフでDFを抑えながら、迫るGKの脇を抜くシュート。

 

いきなり決まったこのゴールでなんだか前節の続きを見ているような安心感。この安心感は選手達の表情にも見え、前半あった数々のチャンスを何度失敗しても笑顔が消えない。「オイッ!笑っている場合じゃないゾ!!」テレビ桟敷で檄を飛ばしても、解説者が、「自分たちの流れの時に追加点を取れないと、後半ガラリと流れが変わる場合がある」などと懸念を表明しても、そのまま前半は終わってしまった。

 

そして後半、柏は選手を変え、対策を整えて、且つ強風を活かし攻め立ててくる。あっという間に流れは柏に傾き、PA近くでボールを失いながらも柏のドリブラーを呆然と眺め、失点を許してしまった。

 

その後も、何度ピンチを迎えただろうか。ことごとく決めきれなかった柏FWマテウスヴィオは我が鹿島アントラーズにとって今日は女神のような存在になっていた。GK早川との1対1の浮き球が行き過ぎてクロスバーを超え、PKは枠外に抜け、最後のGKを抜いたあと(と、いうか早川が風で目測を誤った)のシュートはゴールポストに弾かれた。

 

後半は柏の勢いに守勢に回る鹿島。足も動かなくなった。選手交代で土居とチャヴリッチを入れて流れを変えようとした途端の失点により柏の出足が更に早くなりセカンドボールを拾われる。

 

その流れを引き寄せたのは後半30分過ぎに樋口を入れてからだろう(師岡と交代)。右サイドを活性化させ、FKで相手を脅かし、やっと五分五分に持ち込めた感じがした。チャヴリッチが試合後のインタビューであのまま逆転されたら「最悪のシナリオだった」という流れが変わったのだ。

 

試合はロスタイムに入り、知念だっただろうかボランチの位置から右に張っていたユウマにパス。これをユウマが受けた途端に猛ダッシュするチャヴリッチ。DF陣に囲まれながらも、その前方に送られた浮き球のパスに抜け出て、GKと競り合いながらも一瞬早くボールをつま先で流し込み待望の勝ち越し点をもぎ取ったのだ。

 

疲労困憊の感のあるユウマを交代させてもいいのではないか、と一瞬思ったときもありましたが、この大仕事をやり遂げるユウマの冷静さと技術と戦うハートをやはり監督は買っているんですね。ユウマとチャヴリッチのホットラインがこれから益々増え、精度も上がっていくことを楽しみにしたいですね。

 

ps:交代で途中から入ったショーマが勝ち越し後、須貝と交代させられた。悔しいだろうがいまのままのショーマでは出番を失っていくのではないかと思われた。勝利後の周回のとき、ユウマがショーマの肩に腕を回して何か話していた。ユウマらしいやり方なんだろう・・・。

 

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